レントゲンで異常なしと言われたのに腰が痛いのはなぜ?

「腰が痛くて病院に行ったけれど、レントゲンでは異常なしと言われた」

「異常がないと言われたのに、どうしてこんなに痛いの?」

「湿布や薬で様子を見ているけれど、なかなか腰痛が良くならない」

このようなお悩みはありませんか?

痛みがあるから病院を受診したのに「大きな異常はありません」と言われると、安心する一方で、

「じゃあ、この痛みは何なの?」

と疑問に思う方も多いと思います。

今回は、レントゲンで大きな異常が見つからなくても腰痛が続く場合に考えられることや、長引く腰痛を改善していくために大切なことについて解説します。

結論:レントゲンで異常なしでも腰痛が起こることはあります

まず知っていただきたいのは、

「レントゲンで大きな異常がない=腰が痛くないはず」ということではありません。

腰痛にはさまざまな要因が関係しています。

また、レントゲン検査で分かることと、分かりにくいことがあります。

そのため、画像検査の結果だけでは腰痛のすべてを説明できない場合があります。

レントゲンでは何を確認している?

レントゲン検査は、主に骨の状態を確認するために行われます。

例えば、

・骨折がないか
・骨の変形はないか
・背骨の並びに大きな問題がないか

などを確認するために重要な検査です。

腰痛の原因として重大な問題が隠れていないかを確認するためにも、医療機関での検査には大切な役割があります。

一方で、レントゲンだけでは筋肉や神経などの状態を詳しく確認することはできません。

必要に応じてMRIなど、別の検査が行われる場合もあります。

「異常なし」は「痛みは気のせい」という意味ではありません

「レントゲンでは異常ありません」

と言われると、

「自分が痛いと思っているだけなのかな?」

と不安になる方もいらっしゃいます。

しかし、痛みを感じているのであれば、その痛みまで否定する必要はありません。

腰痛は骨の状態だけで決まるものではなく、

・身体の動き
・筋肉や関節への負担
・活動量
・睡眠
・ストレスなど心理・社会的な要因
・神経系の働き

など、さまざまな要素が関係することがあります。

特に腰痛が長期間続いている場合には、一つの原因だけではなく複数の要因が重なっていることもあります。

画像に変化があれば必ず痛いわけでもありません

反対に、画像検査で背骨の変形などが確認されたとしても、それだけで現在の腰痛の強さが決まるわけではありません。

年齢とともに身体にはさまざまな変化が起こります。

画像上の変化があっても、強い腰痛を感じていない方もいます。

そのため、

画像検査の結果と実際の症状を合わせて考えること

が大切です。

「画像に変化があるから絶対に治らない」

と必要以上に不安になる必要もありません。

腰以外の動きも確認することが大切

腰が痛いと、どうしても腰だけに原因を探してしまいます。

しかし、身体は腰だけで動いているわけではありません。

例えば、股関節が動きにくくなっていると、前かがみになったり立ち上がったりするときに腰が代わりに大きく動くことがあります。

このように、

腰以外の部分の動きによって、腰に負担が集中している可能性

も考える必要があります。

だからといって「股関節が硬いことが腰痛の原因」と一つに決めつけるのではなく、身体全体の動きを確認することが重要です。

「どんなときに痛いのか」が重要な情報になります

レントゲンの結果だけでなく、実際にどのようなときに痛みが出るのかも身体の状態を考えるための重要な情報です。

例えば、

・朝起きたときに痛い
・長時間座っていると痛い
・立ち上がるときに痛い
・長時間立っていると痛い
・前かがみになると痛い
・歩いていると痛い
・寝返りをすると痛い

などです。

同じ「腰痛」でも症状の出方は一人ひとり違います。

「腰が痛い」という情報だけではなく、どの動作で、いつ、どのくらい痛いのかを確認してみましょう。

痛い場所を揉み続けても繰り返す場合

腰が痛いと、

「腰の筋肉が硬いからだろう」

と思い、マッサージを受けたり、自分で揉んだりする方もいらっしゃいます。

それによって一時的に楽になることもあります。

しかし、

「揉んでもらった日は楽だけれど、数日すると元に戻る」

という状態を長期間繰り返しているのであれば、痛い部分だけではなく身体全体の状態を確認してみることも大切です。

「異常なし」と言われたから整体だけで大丈夫?

ここも注意が必要です。

一度レントゲンで大きな異常がなかったとしても、その後の症状の変化によっては再度医療機関での確認が必要になる場合があります。

特に、

・腰痛が急激に強くなった
・大きな転倒や事故のあとから痛い
・発熱や強い体調不良を伴う
・理由なく体重が大きく減っている
・脚の力が急に入りにくくなった
・排尿や排便に異常がある
・会陰部周辺の感覚がおかしい

といった場合には、整体で様子を見ず医療機関を受診してください。

また、症状が長期間続いている場合や以前と症状が変わってきた場合にも、必要に応じて医療機関へ相談しましょう。

おおにし整体院では画像だけでなく身体の動きを確認します

当院では、

「レントゲンでは異常がなかったから問題ありません」

と判断するわけではありません。

反対に、

「画像に変形があるから腰痛は仕方ありません」

と考えるわけでもありません。

・どんな動作で痛みが出るのか
・腰や股関節はどのように動いているのか
・身体の左右差はどうなっているのか
・筋肉がどのように働いているのか
・神経の働きはどうなっているのか

などを確認しながら、身体全体の状態を見ていきます。

そのうえで神経整体を中心に、一人ひとりの状態に合わせた施術を行います。

強く揉んだり、無理に身体をひねったり、ボキボキしたりするような施術は行いません。

「異常なし」で終わらせず、できることを増やしていく

レントゲンで大きな異常がないことは、重大な問題が確認されなかったという意味では安心材料の一つになります。

しかし、実際に腰痛によって生活に支障が出ているのであれば、

「異常なしだったから我慢するしかない」

と考える必要はありません。

例えば、

「朝スムーズに起きられるようになりたい」

「長時間座って仕事がしたい」

「買い物を楽しみたい」

「ゴルフを再開したい」

「腰を気にせず旅行に行きたい」

など、その方によって目標は違います。

当院では、痛みの数字だけではなく、

腰痛によってできなくなっていることを、もう一度できるようにすること

を大切にしています。

まとめ

レントゲンで「大きな異常はありません」と言われても、腰痛が続くことはあります。

腰痛には骨だけではなく、身体の動きや筋肉・関節への負担、活動量、神経系の働きなど、さまざまな要因が関係することがあるからです。

大切なのは、

「画像に異常があるか・ないか」だけではなく、実際に身体がどのように動き、どんなときに症状が出ているのかを確認することです。

「異常なしと言われたけれど腰が痛い」

「何か月も腰痛が続いている」

「マッサージをしても繰り返している」

という方は、お気軽にご相談ください。

おおにし整体院
院長 大西孝幸

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