「足のしびれが何か月も続いている」
「薬を飲んでいるけれど、なかなか変わらない」
「腰はそれほど痛くないのに、脚だけがしびれる」
このようなお悩みはありませんか?
脚のしびれが長く続くと、
「このままずっとしびれたままなのでは?」
「年齢のせいだから仕方ない?」
「腰が悪いからしびれている?」
と不安になる方も多いと思います。
しかし、脚のしびれの原因は一つではありません。
今回は、脚のしびれが続くときに考えられる原因や、注意しておきたい症状について分かりやすく解説します。
結論:脚のしびれは「腰」だけが原因とは限りません
脚のしびれというと、
「腰からきている」
と思われる方が多いかもしれません。
実際、腰部脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアなどによって、脚にしびれが現れることがあります。
しかし、脚のしびれには、
・腰から脚につながる神経への影響
・末梢神経の問題
・血流の問題
・その他の病気
など、さまざまな原因が考えられます。
そのため、長期間しびれが続いている場合には、「腰が悪いからだろう」と自己判断せず、一度医療機関で原因を確認することが大切です。
脊柱管狭窄症による脚のしびれ
中高年の方の脚のしびれで考えられるものの一つが、腰部脊柱管狭窄症です。
脊柱管狭窄症では、背骨の中にある神経の通り道が狭くなり、神経が圧迫・刺激されることで脚に痛みやしびれなどが現れることがあります。
特徴の一つが**間欠性跛行(かんけつせいはこう)**です。
歩き始めは大丈夫
↓
しばらく歩くと脚が痛い・しびれる
↓
座ったり前かがみになったりすると楽になる
↓
休憩すると再び歩ける
という症状です。
「スーパーのカートなら比較的歩ける」
「自転車なら大丈夫」
という方もいます。
腰椎椎間板ヘルニアによるしびれ
腰椎椎間板ヘルニアでも、腰から脚へ向かう神経が影響を受けることで、脚に痛みやしびれが出ることがあります。
お尻から太もも、ふくらはぎ、足先などに症状が現れる場合があります。
ただし、症状の場所だけを見て、
「これはヘルニアだ」
「これは狭窄症だ」
と自分で判断することはできません。
似たような症状でも原因が異なることがあるため、診断には医療機関での評価が必要です。
「坐骨神経痛」と言われたけれど治らない
「病院や整骨院で坐骨神経痛と言われました」
という方も多いと思います。
ここで知っていただきたいのは、坐骨神経痛は病名そのものではなく、お尻から脚にかけて現れる痛みやしびれなどの症状を表す言葉として使われることが多いということです。
そのため、
「坐骨神経痛だから、これをすれば大丈夫」
というわけではありません。
なぜ坐骨神経に沿った症状が出ているのか、その背景を確認することが大切です。
歩くとしびれるのか、座っていてもしびれるのか
脚のしびれで大切なのが、どんなときに症状が出るのかです。
例えば、
・歩くとしびれる
・長時間立つとしびれる
・座っていてもしびれる
・寝ていてもしびれる
・前かがみになると楽になる
・姿勢に関係なく常にしびれている
など、症状の出方は人によって違います。
また、
「以前は20分歩けたのに、今は5分でしびれる」
というように、症状が出るまでの時間が変化していないかも確認してみましょう。
しびれている場所も確認してみましょう
「脚がしびれる」といっても、場所はさまざまです。
・お尻
・太ももの前側、後ろ側
・ふくらはぎ
・すね
・足の甲
・足の裏
・足の指
などがあります。
左右どちらなのか、両脚なのか、どこからどこまでしびれているのかも大切な情報です。
医療機関を受診するときには、「脚がしびれます」だけではなく、どの場所に、どんな感覚があるのかを伝えるようにしましょう。
マッサージやストレッチを続けても変わらない場合
脚がしびれると、
「筋肉が硬いからだろう」
と思って、しびれている部分を強く揉んだり、毎日ストレッチをしたりする方もいます。
しかし、脚のしびれが神経などの影響によって起きている場合、しびれている部分だけを揉めば解決するとは限りません。
また、ストレッチをしたときに、
・しびれが強くなる
・しびれる範囲が広がる
・痛みが強くなる
・歩きにくくなる
といった場合には、無理に続けないようにしましょう。
「痛いほど効いている」と考えて我慢する必要はありません。
こんなしびれは早めに医療機関へ
脚のしびれに加えて、
・急に脚の力が入りにくくなった
・歩行状態が急激に悪化した
・排尿や排便に異常がある
・会陰部周辺の感覚がおかしい
・片脚が急に冷たくなった、色が変わった
・強い痛みやしびれが突然現れた
などがある場合には、整体で様子を見るのではなく、速やかに医療機関を受診してください。
また、しびれが長期間続いている場合や徐々に悪化している場合も、一度医療機関で状態を確認しておくことをおすすめします。
おおにし整体院では「しびれている場所だけ」を見ません
当院では、
「右脚がしびれるから右脚だけを施術する」
という考え方ではありません。
・どんな姿勢で症状が出るのか
・どのくらい歩けるのか
・腰や股関節はどのように動いているのか
・身体の左右差はどうなっているのか
・筋肉や神経がどのように働いているのか
など、身体全体の状態を確認します。
そのうえで、身体への負担をできるだけ抑えながら、一人ひとりの状態に合わせた施術を行います。
強く揉んだり、無理に身体をひねったり、ボキボキしたりするような施術は行いません。
「しびれの強さ」だけでなく生活の変化も大切
脚のしびれがある方の場合、
「しびれが完全になくなったか」
だけを見るのではなく、
「以前より長く歩けるようになった」
「休憩する回数が減った」
「買い物に行けるようになった」
「家族と旅行に行けるようになった」
といった生活の変化も大切です。
当院では、その方が何をできるようになりたいのかという目標も確認しながら、身体の変化を見ていきます。
まとめ
脚のしびれが治らない場合、原因は腰だけとは限りません。
脊柱管狭窄症や腰椎椎間板ヘルニアなど腰から脚につながる神経が関係するものだけでなく、末梢神経や血流など、さまざまな原因が考えられます。
大切なのは、
・どこがしびれているのか
・どんなときにしびれるのか
・歩くと強くなるのか
・姿勢によって変化するのか
・以前より悪化していないか
を確認することです。
脚のしびれが長く続いている場合には自己判断だけで済ませず、必要に応じて医療機関で原因を確認しましょう。
脚のしびれや痛みによって、「長く歩けない」「外出するのが不安」とお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
おおにし整体院
院長 大西孝幸
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