「最初は普通に歩けるのに、しばらくすると足がしびれてくる」
「少し休むとまた歩けるけれど、歩き始めると再びしびれる」
このような症状でお悩みではありませんか?
歩いたときに足がしびれる原因はいくつか考えられます。その中でも、中高年の方にみられる代表的な原因の一つが腰部脊柱管狭窄症です。
ただし、足のしびれ=脊柱管狭窄症とは限りません。
今回は、歩くと足がしびれるときに考えられる原因や、注意しておきたい症状について解説します。
歩くと足がしびれる原因は?
歩いたときに足がしびれる場合、腰から足へつながる神経への刺激や、血流の問題など、さまざまな原因が考えられます。
代表的なものとして、
・腰部脊柱管狭窄症
・腰椎椎間板ヘルニア
・腰椎すべり症
・末梢神経の障害
・血管の病気
などがあります。
そのため、症状だけで自己判断するのではなく、しびれが続いている場合や徐々に悪化している場合には、一度医療機関で検査を受けて原因を確認することが大切です。
脊柱管狭窄症でみられる「間欠性跛行」とは?
脊柱管狭窄症で特徴的な症状の一つが、**間欠性跛行(かんけつせいはこう)**です。
例えば、
「家を出たときは普通に歩ける」
↓
「5分ほど歩くと足が痛くなったり、しびれたりする」
↓
「座って休むと楽になる」
↓
「休憩するとまた歩ける」
このような状態です。
人によっては、買い物カートや自転車では比較的楽だったり、少し前かがみになると症状が軽くなったりすることがあります。
これは腰を反らした姿勢よりも、少し前かがみになった姿勢の方が症状が出にくくなる場合があるためです。
「何分歩けるか」を確認してみましょう
歩くと足がしびれる方に確認していただきたいのが、症状が出るまでの時間や距離です。
例えば、
「以前は20分歩けたのに、今は10分でしびれる」
「以前はスーパーまで歩けたのに、最近は途中で休まないといけない」
このような変化は、ご自身の身体の状態を知るための大切な情報になります。
「足がしびれる」ということだけでなく、
・何分くらい歩くと症状が出るのか
・どこにしびれが出るのか
・座ると楽になるのか
・前かがみになると楽になるのか
・日に日に歩ける距離が短くなっていないか
なども確認しておきましょう。
医療機関を受診する際にも、こうした情報を伝えることで症状を説明しやすくなります。
無理に歩き続ければ良くなる?
「歩かないと足が弱くなるから」
と、しびれを我慢して歩いている方もいらっしゃいます。
身体を動かすことは大切ですが、強い痛みやしびれを我慢して歩き続ける必要はありません。
例えば10分ほど歩くと症状が強くなるのであれば、症状が強くなる前に一度休憩するなど、現在の身体の状態に合わせることが大切です。
反対に、しびれが怖いからといって全く動かなくなると、活動量の低下によって筋力や体力が落ちてしまうこともあります。
「無理をする」か「全く動かない」かではなく、症状を確認しながら無理のない範囲で身体を動かしていきましょう。
足のしびれは腰だけが原因とは限りません
ここは非常に重要です。
歩くと足がしびれる場合でも、必ず腰が原因とは限りません。
例えば、足の血流が悪くなる病気でも、歩くことで足に痛みやしびれが出て、休むと楽になることがあります。
脊柱管狭窄症による間欠性跛行と似ているため、「以前から腰が悪いから今回も腰だろう」と自己判断しないことが大切です。
特に症状が続いている場合や悪化している場合には、まず医療機関で適切な診断を受けることをおすすめします。
こんな症状がある場合は医療機関へ
足のしびれだけでなく、
・急に足の力が入りにくくなった
・歩きにくさが急激に悪化した
・排尿や排便に異常がある
・会陰部周辺の感覚がおかしい
・安静にしていても強い症状が続く
などがある場合には、整体だけで様子を見ず、速やかに医療機関を受診してください。
また、足が冷たい、皮膚の色がおかしい、歩くとふくらはぎが強く痛むなどの症状がある場合も、血流の問題が隠れている可能性があるため医療機関への相談が大切です。
おおにし整体院では「歩ける距離」も大切にしています
当院では、痛みやしびれの強さだけでなく、
「どのくらい歩けるのか」
という変化も大切にしています。
例えば、
「痛みはまだ少しあるけれど、以前より長く歩けるようになった」
「途中で座らなくても買い物ができるようになった」
こうした変化も、その方にとって大切な改善の一つだと考えています。
当院では身体の動きや姿勢、股関節や骨盤周辺の状態、筋肉の働き、神経の状態などを確認しながら、一人ひとりの状態に合わせた施術を行っています。
強く揉んだり、無理に身体をひねったり、ボキボキするような施術は行いません。
大切なのは「しびれをなくすこと」だけではありません
足のしびれで悩んでいる方に、
「良くなったら何がしたいですか?」
とお聞きすると、
「休憩せずに歩きたい」
「友達と旅行に行きたい」
「買い物を楽しみたい」
「またゴルフをしたい」
など、さまざまな目標があります。
しびれの数字だけを見るのではなく、その先にある**「やりたいことを取り戻す」**ことも大切です。
まとめ
歩くと足がしびれる原因には、脊柱管狭窄症をはじめ、腰の問題や末梢神経、血流の問題などさまざまな可能性があります。
特に、
「歩くと症状が出る → 休むと楽になる → また歩ける」
という症状がある場合には、脊柱管狭窄症などによる間欠性跛行の可能性も考えられます。
ただし、症状だけで原因を判断することはできません。
しびれが長く続いている、歩ける距離が徐々に短くなっている、足に力が入りにくいなどの変化がある場合には、一度医療機関で状態を確認しておきましょう。
脊柱管狭窄症による足の痛み・しびれや、「休憩しないと長く歩けない」といったお悩みがある方は、お気軽にご相談ください。
おおにし整体院
院長 大西孝幸





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